現在、柏市内において、電話ｄｅ詐欺の被害が多発しているため、令和４年１０月２６日から同年１１月１日までの間、本年２回目の『振り込め詐欺多発警報』が発令されました。 　電話ｄｅ詐欺被害件数は、令和４年９月末時点で８２件となり、前年同期比で２３件増加しており依然として高水準で発生しています。
　犯人の主な手口は、 ・オレオレ詐欺 「携帯電話や大事な書類を落とした。」「今すぐお金が必要。」という子供や孫等の親族をかたる電話で、犯人が被害者の自宅に行ったり、被害者を自宅から離れた場所に誘導する等して、現金を手交させる手口（最近は、医療従事者をかたり「息子さんが喉の手術をした。」「後ほど息子さんから電話がかかってくると思うが、若干声が違うかもしれない。」と事前連絡がある手口もあり） ・還付金詐欺 「医療費の還付金がある。」「還付金に関する書類を送ったが返信がない。」という市役所職員をかたる電話で、犯人が被害者を無人ＡＴＭ等に誘導し、現金を振り込ませる手口 ・預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗 「あなたのキャッシュカードが不正利用されている。」「キャッシュカードの交換手続きが必要である。」という警察官や銀行職員等をかたる電話で、犯人が被害者の自宅等に赴き、キャッシュカードや預金通帳を盗む手口 になります。
　被害に遭わないためには、犯人と会話する機会をなくすことが重要ですが、そのためには、 ・相手の電話番号を把握するため、ナンバーディスプレイ付きの固定電話にすること ・電話を常時留守番電話設定にすること ・非通知の電話を着信拒否設定にすること が大事になります。
　もし、電話を取ってしまった場合は ・一呼吸おいて家族、近所の方等に相談すること ・家族と連絡が取れなければ、警察署、市役所、銀行等に相談すること ・お金やキャッシュカードの話が出たら、すぐに電話を切ること 等が重要となります。
　電話でだまされていた高齢者の方が被害に遭う前に、近所に住んでいる方が被害を未然に防いでくれた事例もありますので、柏市民の皆さんで協力し、電話ｄｅ詐欺の被害を１件でも減らしていきましょう。 　 　柏市の電話ｄｅ詐欺対策の 　　　　合い言葉は・・・か　簡単に 　　　　　　　　　　　　し　信じない 　　　　　　　　　　　　わ　渡さない です。 　ＹｏｕＴｕｂｅに歌バージョンもありますので、是非ご覧下さい。
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