本日、弘前警察署において、警察官を名乗る者が暗証番号を聞き出した上で隙を見てキャッシュカードをすり替えて持ち去る特殊詐欺を認知しました。
　本年１２月７日、青森県内に居住するＡさん（70歳代、女性）の自宅電話に、弘前警察署の警察官を名乗る男から電話があり、「詐欺の犯人を逮捕した。Ａさん名義のキャッシュカード持っているので、確認してほしい。警察官がそちらに向かう。」などと言われた。 　その電話の最中に、弘前警察署の警察官を名乗る男が訪ねてきて、口座の暗証番号を聞かれたうえで「この封筒にキャッシュカードを入れてください。」などと言われ、Ａさんはキャッシュカード４枚を封筒に入れた。 　その後、ハンコを持ってくるように言われ、その際に別のカードにすり替えられて、キャッシュカード４枚を取られたもの。 　本日Ａさんが封筒を開封したところ、キャッシュカードが入っていなかったことから被害に気付き、口座を確認したところ合計５９０万円が引き出されていたもの。
〇警察官がキャッシュカードを預かったり、暗証番号を尋ねることはありません。 〇警察官を名乗る電話であっても心当たりがなければ一度電話を切り、最寄りの警察署に相談してください。 〇カードを受け取るために来訪する者があっても、直接対応せず、インターホンなどを利用しましょう。
警察安全相談電話　＃９１１０　または　０１７−７３５−９１１０ 青森県警察本部生活安全企画課　０１７−７２３−４２１１