本日、弘前警察署において、特殊詐欺の発生を認知しました。
本年６月１８日、青森県内に居住するＡさん（７０歳代、女性）のスマートフォンに、「救済支援金受領の条件を満たしました。おめでとうございます。」などという内容のＥメールが届いた。 ＡさんがＥメールに記載されたサイトにアクセスしたところ、「３億円の支払いを受けるには、登録料を支払わなければならない。」という内容であり、さらに相手から、コンビニエンスストアで電子マネーを購入して、番号を教えるよう指示を受け、津軽地方のコンビニエンスストアで電子マネーを購入後、番号を相手に送信した。 その後も、「金を受け取るためには次のステップに進む必要がある。」などと繰り返し金を要求され、６月１９日から７月２日までの間、合計８４回にわたり、合計約２７９万円分の電子マネーを購入して番号を教えることにより、その利用権をだまし取られたもの。
〇宝くじの当選金、懸賞金等を受け取るための登録料（手数料）名目で電子マネーを購入させ、その番号を知らせるよう要求するのは、詐欺の手口です。 〇電子マネーを購入して、電子マネーの番号を教えることは、相手にカードの金額を渡すことと同じです。 〇一度要求に応えると、「さらに手続き費用が必要だ。」などと要求がエスカレートしていきます。 〇電子マネーを購入する前に、家族や知人、警察に相談するなどして、絶対に１人では対応しないでください。

警察安全相談電話　＃９１１０または０１７−７３５−９１１０ 青森県警察本部生活安全企画課　０１７−７２３−４２１１