２月２７日、氷見市内の家庭へ警察官を名乗る者から電話があり、言葉巧みにだまされ、自宅に来た警察官を装った犯人にキャッシュカードをだまし取られて、その後、現金を引き下ろされるという被害が発生しました。 　犯罪の手口として、警察官を名乗って電話をかけてきた犯人は、実在する複数の金融機関名を示して「この金融機関から逮捕者が出た。あなたの口座が犯罪に利用された為、キャッシュカードを新しい物に変更する。警察官が自宅へ行くまで電話を切らないでほしい。」などと指示しています。 　更に、被害者の自宅に警察官を装った４０歳代の女性が訪れ、女性の指示でキャッシュカードを手渡したところ、この女性はキャッシュカードを封筒に入れた上で「封印する為、銀行印を持ってきてほしい。」と被害者に指示し、被害者が銀行印を取りに行っている間にキャッシュカードの入った封筒と犯人が用意した別の封筒をすり替えて、キャッシュカードをだまし取るというものです。 　警察を含む公的機関、金融機関、息子や孫などをかたって、お金やキャッシュカードを用意させる電話がかかってきたら、一旦電話を切り、一人で悩まずに家族や警察に相談するなどしてだまされないように注意して下さい。
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