■　状況 　令和３年８月２５日、宇部市内居住のＡさんの携帯電話に見知らぬ電話番号から着信があり、Ａさんが電話に出たところ、中国大使館の職員を名乗る男性に、 　・　あなたは、もう中国に帰ることができませんよ。 　・　あなたは、犯罪に加担している疑いが強く、中国の公安があなたを調べている。 等と言われ、次に公安の職員を名乗る男が電話に出て、 　・　今年の３月１日に捕まえた男が大量のキャッシュカードを所持していた。 　・　その中にあなたの名前のものがあり、あなたも疑われている。 　・　アプリで詳しいことを話す。 等と指示されたことで、Ａさんが指示に従い、アプリをダウンロードすると、同アプリを介して、公安の職員を名乗る男から 　・　疑われているうちは中国に帰ることは許されない。 　・　この調査は秘密だから誰かに言えば逮捕される。 　・　あなたの口座が正当かどうか調べないといけない。 　・　銀行管理局の指定する口座にお金を振り込め。 　・　疑いが晴れたら、１週間でお金は戻る。 等と言われ、８月２６日、公安の職員を名乗る男から指定された銀行口座に３回にわたって、現金合計１３０万円を振り込み、だましとられたものです。 　公的機関を名乗る者からお金を振り込むように言われたら、一人で判断することなく、すぐに警察へ通報（相談）してください。
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